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坂内久氏の『総合農協の構造と採算問題』が受賞

−JA研究賞発表(11/17)

    平成20年度のJA研究賞の受賞者が、坂内久氏((財)農村金融研究会・主任研究員)の『総合農協の構造と採算問題』(18年1月、日本経済評論社)に決まった。    JA研究賞は、JAについての研究論文や著書を表彰するもので、今年度で26回目。表彰者には副賞50万円が贈られる。    同じくJA研究表彰奨励の助成対象研究も発表し、特別研究2件と一般研究5件が受賞した。受賞者と研究テーマは次の通り。 【特別研究】 ▽佐藤和憲ほか4人((独)農業食品産業技術総合研究機構中央農業...

    平成20年度のJA研究賞の受賞者が、坂内久氏((財)農村金融研究会・主任研究員)の『総合農協の構造と採算問題』(18年1月、日本経済評論社)に決まった。
    JA研究賞は、JAについての研究論文や著書を表彰するもので、今年度で26回目。表彰者には副賞50万円が贈られる。
    同じくJA研究表彰奨励の助成対象研究も発表し、特別研究2件と一般研究5件が受賞した。受賞者と研究テーマは次の通り。
【特別研究】
佐藤和憲ほか4人((独)農業食品産業技術総合研究機構中央農業総合研究センターマーケティングチーム)
「JAにおける戦略的営業活動の基礎理論と管理論に関する研究」
成田拓未ほか4人(青島農業大学合作社学院)
「日本型総合農協の存在意義に関する実証研究〜日中農協の事例から〜」
【一般研究】
古市貴之(三重大学大学院生物資源学研究科資源循環学専攻博士前期課程1年)
「JA出資農業生産法人の担い手としての意義と課題」
小林友彦(小樽商科大学准教授)
「農業のグローバル化に対応するJAの役割−農産品へのアンチダンピング・補助金相殺措置に注目して−」
品川優(佐賀大学経済学部准教授)
「集落営農のネットワークシステムの構築に果たす農協の役割」
宮部和幸(日本大学生物資源科学部食品経済学科准教授)
「海外市場における日本産農産物ブランドの形成と課題−JAの国際的なマーケティング戦略の確立に向けて−」
平林光幸((財)農政調査委員会研究員)
「第3の担い手」とJA連携方策−地域農企業の可能性と経営基盤強化にむけたJAとのパートナーシップ−」
    表彰式は12月1日にJAビルで行う。

(2008.11.18)