地場産の食材を積極的に利用している給食を表彰する農水省の「地産地消給食等メニューコンテスト」はこのほど21件を選んだ。12月15日に表彰式を行う。JAの直売所などを通じて高齢者や小さな農家に所得をもたらす給食事業とか、また食育活動なども対象とし、都道府県が推薦した144件の中から選ばれた。
学校給食・社員食堂部門の農林水産大臣賞は福井県の(株)BECライベックス 第一フーズ&ケータリング事業部。メニューは▽ポークのショウガ焼き▽サトイモとナスの田楽▽ダイコンのたくあん煮などの「とれたて福井ヘルシー弁当」。
中高年層のメタボリックシンドローム対策として郷土料理を活用し、また地場産食材を有効活用するため規格外品も積極的に利用。さらに郷土料理を家庭でも作れるようにレシピを作成して従業員に配っている。 文部科学大臣賞は茨城県の大洗町学校栄養士会。
外食・弁当部門では農林水産大臣賞が千葉県の鴨川市農林業体験交流協会。
ほかに農水省生産局長賞と審査委員特別賞