全国酪農業協同組合連合会(全酪連)は11月26日、酪農経営特別対策として配合飼料1tあたり2000円の支援を行うことを決めた。
支援を受けられるのは、全国の会員農協から配合飼料を購入する酪農家。12月1〜31日出荷分に対して行われる。全酪連では「10月1日からの乳価引き上げが実現しなかったので、21年3月の乳価引き上げまでの特別対策として実施する」としている。
現在、米国発の金融危機や原油値下げなどによって飼料価格はピーク時よりも下がってはいるが、高騰前よりも高い水準であることに変わりはない。11月20日にはJA全農も、畜産農家への経営支援策として12月分の配合飼料を1tあたり2000円を支援すると発表している。 (関連記事)