大内脩吉 社長 |
神山洋一 次期社長 |
「企業とは本来社会の役に立たなければいけない」と講演した田原氏 |
当日はジャーナリストの田原総一朗氏が「時代を読む」をテーマに記念講演を行い、パーティーも含めて330人もの人が集まり、式典を祝った。
大内脩吉社長は「80年間は決して順風満帆ではなかった。幾多の経営危機があったが、そのたびにみなさんの支援や励ましが力になった」と来場した人々に感謝し、12月17日から社長への就任が決まっている神山洋一常務(略歴)が、「研究開発したら必ず製品になるというものではないが、これからも真摯に愚直にやっていく。100周年、150周年経っても世の中の役に立つ企業となるように頑張りたい」と抱負を述べた。
来賓のみずほ銀行頭取の杉山清次氏は「前身も含めると100年以上の取引がある。80周年を機に、さらなる事業の発展を目指してほしい」とあいさつし、日本植物防疫協会の岩本毅理事長も「日本農薬の社風はものづくりを優先してやってきたことだ。紫綬褒章受賞者が2人もいるというのも、ユニークな商品開発と独創性ゆえだ。80周年を契機にさらに研究、開発をすすめてほしい」とエールを贈った。(関連記事)
業界団体および関係企業トップによる鏡開き | パーティーには関係方面から330名がかけつけ盛況をきわめた |