「国産の農産物は絶対に必要だ!」「WTO農業交渉の安易な妥結は許すな!」とシュプレヒコールしながら、銀座の街をトラクターが駆け抜けた。
急速に大詰めを迎えつつあるWTO農業交渉への反対と、消費者に国産農畜産物をアピールするため12月8日、JA全青協と全国の青年部ら150人がトラクター10台とともに都内をパレードした。街行く人々からは「頑張ってください」などと声援が送られ、「いったい何ですか?WTOとは何ですか?」と青年部の人たちに尋ねて説明に耳を傾ける人もいた。
9日には全国から3000人のJA関係者が集まり、WTO反対集会と中央省庁、官邸、国会などへのデモ行進を行った。
「子どもに安全な食料を!」「日本の食と農を守ろう」と旗をかかげてトラクターが駆けた | 福岡県青年部は「明日 農業が消える」などのボードを掲げてアピール |