(社)中央畜産会は、食品の製造過程や流通・小売業・外食産業などから発生する食品の製造副産物や売れ残り品などを家畜の飼料として有効に活用する取り組みを進めるため、「エコフィード認証制度」の創設を検討している。食品環境資源の利用率や製造工程等が一定の基準を満たした飼料を「エコフィード」として認証するもので、認証された飼料にはエコフィードマークをを表示する。マークの使用には、現在中央畜産会が検討中のエコフィード認証制度実施要領にもとづく認証を受ける必要がある。要領は20年度内に制定の予定。
マークは一般公募し、このほど入選作品を決めた。採用されたのは、福岡県の東信慶さん。マークは商標登録の上、認証を受けたエコフィードに表示するほか、認証を受けた飼料の製造会社や利用する畜産農家等が広報資料などに利用する。