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小麦収穫量3%減北海道の単収減響く

−農水省
(12/9)

    今年産4麦(小麦、二条大麦、六条大麦、裸麦)の収穫量は110万tで前年並みだったと農水省が12月9日発表した。うち小麦は88万2400tで前年産(19年産)に比べ3%減少した。北海道で6月下旬からの少雨と7月の日照不足の影響で登熟が抑制されたことなどにより単収が前年を下回ったため。    北海道の小麦収穫量は54万2200tで前年に比べ7%減少した。作付面積が前年より1400ha(1%)減少したことに加えて10a当たり収量が前年を6%下回った。    都府県の収穫量は...

    今年産4麦(小麦、二条大麦、六条大麦、裸麦)の収穫量は110万tで前年並みだったと農水省が12月9日発表した。うち小麦は88万2400tで前年産(19年産)に比べ3%減少した。北海道で6月下旬からの少雨と7月の日照不足の影響で登熟が抑制されたことなどにより単収が前年を下回ったため。
    北海道の小麦収穫量は54万2200tで前年に比べ7%減少した。作付面積が前年より1400ha(1%)減少したことに加えて10a当たり収量が前年を6%下回った。
    都府県の収穫量は34万200tで前年比4%増加した。作付面積の1%増加に加え、佐賀県などでおおむね天候に恵まれて生育が良好で単収が前年を3%上回ったためである。
    ほかの麦の収量は二条大麦14万5000t(13%増)六条大麦5万6200t(8%増)裸麦1万6100t(13%増)。

小麦の収穫量の推移

(2008.12.10)