米国から輸入された冷凍牛舌に、衛生証明書に記載のない牛舌が含まれていたことが東京検疫所の検査でわかり、厚労、農水省は当面当該施設からの輸入手続きを保留すると11日発表した。
出荷施設はウイスコンシン州のスミスフィールド社グリーンベイ工場。東京港に到着した冷凍牛舌633箱(約6t)の中に東京検疫所の調べで包装の形態が異なる舌が1箱入っていたことから、輸入業者が確認した結果、20か月齢以下と確認できる牛由来のものでないことがわかった。
さらに全箱を開梱して確認したところ、10日、同様の包装の異なる舌がさらに1箱確認されたという。