小豆、大納言小豆、大正金時に遺伝子組み換えでないと表示して販売したのは、JAS法違反に当たるとして、農水省は(株)トライアルカンパニー(本社:福岡市東区)に対し、同法にもとづき改善を指示したと、12月12日公表した。
小豆、大納言小豆、大正金時は一般野菜などと同様に遺伝子組み換えの対象品目ではないので、もともと遺伝子組み換えの有無は存在しない。同社は平成19年12月から平成20年11月までの間、いずれも「遺伝子組み換えでない」と表示し、小豆22.946t、大納言小豆11.355t、大正金時7.831tを販売していたことが九州農政局の調べでわかった。