男性で約3割、女性で約2割ある朝食の欠食率(平成17年)の改善や、米を中心とした日本型食生活の普及・啓発を目的に、農水省は21年1〜3月に朝ごはんの大切さを呼びかける「めざましごはんキャンペーン」を実施している。テレビCMなど多様な媒体を組み合わせた情報提供を行いつつ、食品関係企業、団体の協力を得ながら、官民挙げてのキャンペーンをめざす。
テレビCMは歌手の松浦亜弥さんが出演した「自炊」篇30秒と「席朝」(=ビジネスマンが朝食を会社の自席で食べること)篇30秒の2タイプ。どんなに忙しい朝でもしっかり朝食をとることの大切さをアピールしている。
提供番組は▽モクスペ(NTV)▽ズムサタ(NTV)▽金曜プレステージ(CX)▽キミハ・ブレイク(TBS)▽復活の日(TBS)▽オーラの泉(EX)▽大胆マップ(TBS)▽本当は怖い家庭の医学(ABC)▽ジキル&ハイド(ABC)で、1〜3月にかけ放送する。他に雑誌、交通広告や屋外ビジョン(東京、名古屋、大阪)も行う。
また、「めざましごはんキャンペーン」には量販店、食材業者、外食産業、米穀流通業者など約4000の企業が参加し、店頭映像、POP、キャンペーンソング等によりキャンペーンを展開するほか、ロゴマークを印刷した商品などを使って独自の展開も行う。