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新ブランド道産米づくりに協議会設立

−ホクレン(1/22)

 ホクレンは1月22日、「ゆめぴりか」(=ピリカはアイヌ語で美しいの意味)を始めとする今後の極良食味新品種の新たなブランド米の確立に向け、「全道ブランド米形成協議会」を設立した。生産者自らが栽培基準や生産・出荷基準の検討に参加し、JAグループ北海道や道庁、関係機関とも連携し全道をあげた取り組みとする。産地は空知、上川など7地区の協議会と7JAが参加する。  最初に取り組むのは「ゆめぴりか」のブランド形成。「ゆめぴりか」はアミロース含有率が適度に低く、食味が「ほしのゆめ」よりまさり、「おぼろづき」並みかややすぐれているとして、平成20年に北海道の優良品種に採用された。北海道立上川農業...

 ホクレンは1月22日、「ゆめぴりか」(=ピリカはアイヌ語で美しいの意味)を始めとする今後の極良食味新品種の新たなブランド米の確立に向け、「全道ブランド米形成協議会」を設立した。生産者自らが栽培基準や生産・出荷基準の検討に参加し、JAグループ北海道や道庁、関係機関とも連携し全道をあげた取り組みとする。産地は空知、上川など7地区の協議会と7JAが参加する。
 最初に取り組むのは「ゆめぴりか」のブランド形成。「ゆめぴりか」はアミロース含有率が適度に低く、食味が「ほしのゆめ」よりまさり、「おぼろづき」並みかややすぐれているとして、平成20年に北海道の優良品種に採用された。北海道立上川農業試験場が育種した。交配組み合わせは、札系96118(きらら397の培養異変/上育427号(ほしたろう)。平成21年産から一般栽培する。
 府県ブランド米に対抗できる北海道米の新たなブランドを形成するためには、食味や品質のバラツキを解消して品種本来のすぐれた特性を発揮し、需要に見合った計画的な生産・販売体制をオール北海道で構築し、消費者・実需者の評価を得ることが重要として、ホクレンが協議会をスタートさせた。

(2009.01.26)