日本大賞受賞花・リカステ属 ショールヘブン“ヨウコズ デライト” |
洋蘭、東洋蘭、日本の蘭など世界各地のさまざまなジャンルの蘭を一堂に集めた世界の蘭の祭典『世界らん展日本大賞2009』が、2月14日から東京ドームで開催されている。
日本大賞は、2年連続で茨城県つくば市の斉藤正博さんに輝いた。受賞花名は、リカステ属『ショールヘブン‘ヨウコズ デライト’』。99日本大賞受賞花のサラブレッド。
『世界らん展日本大賞』は、生活の場に潤いをもたらす「蘭のある暮らし」を提案する“花文化創造イベント”として多くのファンに愛され、開催期間中に毎回40万人を超える来場者(08年は41万7000人)を迎え、出展数、種類、規模、レベルなどにおいて、名、実、量ともに世界に比類のない蘭の祭典となっている。
毎回40万人を超える来場者が (2月15日・東京ドーム) |
また、会場正面入場エントランスからシンボルゾーンまでの通路は「オーキッド・ロード」と名づけられ、ランをふんだん に飾り付け趣向を凝らした展示が行われているが、今回は総計約20万輪のコチョウランとオンシジュームが来訪者を温かく迎えてくれる。
さらに、『世界らん展』が定める「12か月の蘭」を展示するコーナーでは、イラストレーターのわたせせいぞう氏による「蘭のある風景」をテーマに、各月の蘭をモチーフにした心温まるショートストーリー風のオリジナル作品12点で構成する蘭物語空間が演出されており、必見。22日までの開催。