農水省は2月27日に第32回のバイオマスタウン構想を公表、新たに9市町の取り組みを発表した。構想公表市町村数は172になった。
千葉県市原市はハイテク・アグリ・ウッド・フラワーの4ゾーンを設定し、あらゆる変換技術を駆使したバイオマス利活用の展開を目指す。埼玉県秩父市は「森を守り、水を守り、そして農地を守り、生活を支える」をコンセプトに循環型社会の構築を推進する。
9市町村は次の通り。
▽群馬県富岡市▽埼玉県秩父市▽千葉県市原市▽新潟県十日町市▽富山県射水市▽静岡県浜松市▽熊本県多良木町▽大分県佐伯市▽宮崎県えびの市。
政府は平成22年までに全国300地区の構想発表を目指しており、3月13日に「バイオマスタウン加速化戦略員会」を開く。
各市町村の詳しい取り組みや、バイオマスタウンについての問い合わせなどは農水省のホームページで(http://www.maff.go.jp/j/biomass/)。