山中校長の「ガンバロー!」の掛け声でイベントの成功を誓う |
全国食肉学校は3月1日に卒業記念感謝祭を開き、好天にも恵まれ、10時半の開場前から多くの人が入場待ちの列を作るなど盛況だった。
感謝祭は卒業を間近に控えた同校の生徒が、1年間の学習成果の発表や販売接客業務の学習を兼ねて、精肉や加工品などを作って販売する恒例行事。「スーパーよりも安くておいしいお肉が買える」と好評だ。
山中暁学校長の「商品を作るだけではなく、売って初めて生活が潤う。元気な声を出して、しっかり売り切ろう」の掛け声とともに開場。今年は精肉カッティングを実演しながらのオーダーカット販売や、これまで製造しなかった惣菜や加工品など、生徒からのアイディアを実現した。約200人が来場し、ステーキ肉やハンバーグなど人気商品はすぐになくなり、2時間ほどで用意した商品はほぼ完売した。
オーダーカット実演には多くのお客が見入った | カゴいっぱいに買っていくお客も多く、大盛況だった |