愛知県で発生した高病原性鳥インフルエンザで3例目が3月10日に確認された。
3例目もうずら農場で、1例目の5km圏内にあり、清浄性確認の検査において、抗体検査で陽性を示したため、愛知県が再検査したところ9日に高病原性鳥インフルエンザウイルスの疑いがあるウイルスが分離され、(独)農研機構動物衛生研究所で確認検査を行ったところ、10日にH7亜型ウイルスであることが確認された。
愛知県ではこの農場の周囲5km内に家きんおよび病原体が付着するおそれがある物品の移動を制限した。新たに移動制限された対象農家(1例目、2例目と重複しない)は採卵鶏2戸。
2例目も今回の3例目も1例目の5km内の農家(図参照)。
なお、3例目の農場は、2例目の農場からヒナを導入していたが、どこで感染したかは不明だという。