JA全農は、新潟県内19か所のJA−SSで3月18日から販売開始を予定していたバイオエタノール混合ガソリン「グリーンガソリン」の販売を延期すると11日公表した。
JA全農は平成19年度の「バイオ燃料地域利用モデル実証事業」の採択を受けて世界で初めての原料イネの栽培からバイオエタノールの製造とエタノール混合ガソリンの販売まで一貫して行う事業に取り組み、今年1月から試運転を行ってきた。しかし、このほど本稼働に必要な製造能力が確保できず一部装置の改善が必要なことが判明した。このため万全を期すため安定した製造量を確保できるよう追加工事を行うことにした。