サービス産業の革新と生産性向上のため、サービス産業生産性協議会は「ハイ・サービス日本300選」を選定し、先進的取り組みを広く紹介している。3月16日には新たに31の企業や団体を表彰し、合計139件となる。
5回目の選定となる今回は、外食・IT産業を中心に選定し、地域貢献の優れた取り組みとして、大分県のJA大山町(大分大山町農協)が受賞した。
JA大山町は昭和30年代から農業の生産性向上に取組み、40年代には加工食品生産や有機栽培に着手。平成2年には新鮮野菜や加工品の直売所「木の花(このはな)ガルデン」をオープンし、生産者の所得向上や高齢者の雇用創出に貢献している。
表彰式は3月16日9時半からのSPRINGシンポジウム内で行う。場所は東京ステーションコンファレンス6階。表彰式のほか、サービス産業についてのパネルディスカッションや分科会も行う。入場無料。問い合わせはホームページ(http://www.service-js.jp/cms/index.php)で。