JA共済は今年4月実施の仕組改訂をこのほど発表した。
今回の仕組改訂は「みらいのきずな」の新設と「積立型終身共済」の改訂の2つ。
「みらいのきずな」は、養老生命共済に生存特約を組み合わせた保障プランで、祖父母(契約者)が孫(被共済者)の成長に合わせて、万が一の保障とともに 一時金と満期共済金を入学時やお祝いや学費に役立ててもらうというもの。父母が子どものために契約者になることもできる。
主な特徴としては、▽被共済者である孫の成長に合わせて一時金の受取時期を自分で設定できる。▽一時金を受取るたびに共済掛金が下がる。▽契約者(祖父母)の年齢や健康状態にかかわらず加入できる。▽また、離れた地域に住んでいる孫でもスムースに加入できる。
積立型終身共済(平成12年4月実施)の改訂は、近年、満期を迎える中高齢者を中心とした利用者から、将来の生活に備えるために手持ちの一時資金を有効 に活用したいというニーズが高まっていることから、積立型終身共済の加入限度額を拡充(他の生命共済と通算で最高5億円)するとともに、最高加入年齢を現 行の40歳から60歳までを、40歳から75歳までに引き上げもの。