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「強い使命感を持って仕事を」 -石破農相、入省式で (4/1)

-石破農相、入省式で (4/1)

 「日本の農業は多くの可能性を持っている。それを引き出せるか、われわれの力にかかっている。強い使命感を持って仕事をしてほしい」。 農林水産省では4月1日午前、平成21年度入省式が行われ石破農相が訓辞をした。 石破農相は「農林水産省が批判されているのは本当に国民のほうを向いているのかということ。政策は商品、お客様は国民。1人ひとりの生産者、消費者、流通に携わる人の思いに応えているか。1人ひとりが喜ぶ顔を思い浮かべて仕事をしてほしい。そうでなければ存在意義はない」と強調。また、日本農業は高齢化が進み農業生産額も低落傾向が続いているが、「土は豊かで四季もあり、日本ほど農業に適した国はない」と指摘し...

 「日本の農業は多くの可能性を持っている。それを引き出せるか、われわれの力にかかっている。強い使命感を持って仕事をしてほしい」。
 農林水産省では4月1日午前、平成21年度入省式が行われ石破農相が訓辞をした。
 石破農相は「農林水産省が批判されているのは本当に国民のほうを向いているのかということ。政策は商品、お客様は国民。1人ひとりの生産者、消費者、流通に携わる人の思いに応えているか。1人ひとりが喜ぶ顔を思い浮かべて仕事をしてほしい。そうでなければ存在意義はない」と強調。また、日本農業は高齢化が進み農業生産額も低落傾向が続いているが、「土は豊かで四季もあり、日本ほど農業に適した国はない」と指摘し農業再建にそれほど残された時間はなく「今を生きる我々の責任と努力にかかっている。前例主義に陥らず責任転嫁をせず、今日一日、国民のためにどれだけ仕事をしたかを考えてほしい」などと話した。

(2009.04.02)