24人の受講生を代表して石黒さん(JA遠州中央)が目標を述べた
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「JA改革の火だねを創る」をキャッチフレーズに4月7日、第11期「JA経営マスターコースI」の開講式をJA全国教育センター(東京都町田市)で開いた。
同コースは次代のJA幹部候補生を養成するため、平成11年度から始まったJA版のビジネススクール。1年間の合宿生活の中で経営戦略、マーケティング、協同組合理論などを学ぶほか、秋には農協監査士の受験も控える。今年は全国のJAから24人が集まった。
開講式では、JAマスターコース塾長の童門冬二氏が記念講演「JA改革の火だねを創る」も行った。
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JA全中の茂木会長は「本コースの使命は、改革・創造に果敢に挑戦する協同組合人づくり。社会情勢の変化に対応するための鋭い洞察力、判断力、意思決定力を習得し、優秀な仲間とのネットワークを築いてほしい」と激励した。
受講生代表ではJA遠州中央の石黒英教さんが「大きなチャンスをくれたJAと組合員に心から感謝し、1年間しっかりと学んで地域に還元したい」と誓った。