４月９日、新宿文化センター大ホールでＪＡ共済主催『親と子の交通安全ミュージカル　魔法園児マモルワタル』が開催された。昨年の歩行中の交通事故の特徴では、子ども側に違反のあるケースが他の年齢層に比べて高く、「飛び出し」違反がそのうちの過半数を占めている、と警視庁交通局の発表で明らかとなり子どもへの交通安全教育がますます重要視されている。
　今年で６年目を迎えるこの公演は、子どもたちがきちんと交通ルールを身につけることで、交通事故の未然防止を願ってはじめられた。
　この日都内の幼稚園・保育園の園児や先生ら約400人が参加した。園児たちは出演者と横断歩道の正しい渡り方を体験したり、出されたクイズに大きな声で答えるなど体験型ミュージカルを楽しみ交通ルールを学んだ。
　また、園児たちにはミュージカルキャラクターのぬりえや夜道に使う反射材バンドなどが配られた。
　今年度は今回の東京公演を皮切りに全国50か所で巡回公演される。