安田舜一郎 会長

　ＪＡ共済連は４月15日、平成21年度の事業目標達成にむけて全国で意思を統一しようと「全国普及推進進発式」を開いた。
　安田舜一郎会長は「今年は３か年計画の総仕上げの年。組合員・利用者に選ばれ、信頼されるＪＡ共済を実現するため、３Ｑ訪問プロジェクトの完全実施、コンプライアンス（法令順守）の徹底を強化したい。今こそ協同組合組織として『相互扶助の精神』のもと、絆の強化と仲間づくりをすすめよう」と激励した。
　決意表明では「共済の仕事はまさに人助け。ほこりをもって普及に努めよう」などの呼びかけのもと、一致団結して目標を達成することを誓った。

目標達成にむけて力強く決意表明

　21年度の主な全国目標は次の通り。
▽生命共済　16兆9656億円
▽建更共済　12兆2547億円
▽医療系共済　35万件
▽年金共済　1606億円
▽自動車共済　887万件　3398億円
▽自賠責共済　353万台　628億円
▽ニューパートナー　70万人獲得
　さらに共栄海上火災で40億円の増収も掲げた。生命共済は昨年度目標より１兆ほど積み上げている。