栄養満点で、料理のバリエーションが豊富で、価格も手ごろなたまごを毎日食べてもらおうと、全国養鶏経営者会議(全鶏)は4月22日都内で、たまごを無料配布してPR活動を行った。
さまざまな物価が上昇している中で、卵は60年間ほとんど価格が変わらず「物価の優等生」と呼ばれている。しかし、たまごの消費は年々落ち込んでおり、近年の飼料高騰もあり養鶏経営は厳しい状況にあり廃業する農家も少なくない。
全国の中小養鶏経営者約260人ほどで組織する全鶏は消費を伸ばすため、「朝ごはんにたまごを食べて、毎日健康になろう!」と街行く人々にたまごを配り、たまごのメリットと消費拡大を呼びかけた。
街頭PRに参加した養鶏経営者は「たまごはコレステロールが高くて、たくさん食べるのはよくないというイメージがあるが、決してそんなことはない。たまごに含まれるのは善玉コレステロールだし、毎日1〜2個食べるのは健康にいい」と、たまごの誤ったイメージを正したいと訴えた。