渋谷公園通商店街振興組合は5月5日、今年で4回目の開催となるフラワーフェスティバルの一環として、種苗会社の協賛を得て地元小中学生とともに環境浄化植物を植えた。花による街づくりと大気汚染軽減をすすめる。 |
植え込みを行う子どもたち。6月にも花が咲き始める(5月5日・渋谷公園通りにて)
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環境浄化植物の「サンパチェンス」と植え込み苗
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同組合は06年5月より「花いっぱい計画」をスタートさせ、公園通りに設置したプランターに季節毎の花を植えるフラワーロードづくりに取り組んでおり、計画には地元のボランティアグループ「シブハナ」も協力。
今年のテーマは「渋谷公園通り“サンパチェンス”を植えて、大気汚染軽減を考えよう」で、地元の小中学生とともに公園通りの樽プランターに環境浄化植物「サンパチェンス」を約500株植え込んだ。
協賛したのは、花や野菜の種苗開発はもちろん、花による街づくりおよび環境に配慮した街づくりを提案している(株)サカタのタネ(横浜市都筑区)。
「サンパチェンス」は、大気汚染の軽減効果のある「環境浄化植物」として注目されており、今回植栽したのは鉢植えに適した品種の『サンパチェンスキッズ』。
イベントキャプテンを務めた(有)メゾンフルーリーの佐々木久満専務は、「人と車が多いというこの渋谷で、目を楽しませてくれ環境浄化能力が高い、という2つの機能を併せもったサンパチェンスを、地元が一体となり植栽した」ことに意義があるとしている。