平成19年に発生した農作業での死亡事故は397件だったと4月28日、農水省が発表した。
65歳以上の高齢者による事故が286件と全体の72%にのぼる。性別ごとに見ると全体の84%(333件)が男性の事故だった。
事故は農業機械作業によるものが最も多い259件と全体の65%を占め、農業用施設作業による事故は21件(5%)、それ以外の作業による事故が117件(16%)となっている。
農業機械作業での事故で最も多かった機械は乗用型トラクター、次いで農用運搬車、歩行型トラクターで、これら3機種が機械事故のほとんどになる。機械事故の原因は、3機種ともに機械の転落・転倒によるものが最も多かった。