(財)日本生態系協会が主催する全国学校ビオトープ・コンクール2009は今年で6回目となる。テーマは「いのち いろいろ みんな なかよく」。地域にすむたくさんの“いのち”を守り育てている子どもたちの活動を表彰し、広く世界に紹介するのが目的だ。
「学校ビオトープ」とは、学校内外にある地域の生きものが暮らす場所のことで、子どもたちが自然の仕組みを体験学習し心を育もうという、環境教育の場でもある。来年は愛知県で生物多様性の国際会議(COP10)も予定されており、学校ビオトープの活動にも注目が集まっている。
募集は幼稚園・保育所部門、小中学校部門、高校以上部門の3部門だが、学校以外でもPTAや町内会、NGO、企業など地域で取り組んでいる団体でも応募が可能。9〜11月には全応募団体を専門家が訪問し、要望に応じたアドバイスなどを受けられる。
応募締め切りは6月30日。応募要綱や問い合わせなどはホームページ(http://www.ecosys.or.jp/eco-japan/)で。