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日本のブランドを守る 『農林水産知的財産保護コンソーシアム』を設立 -農水省

『農林水産知的財産保護コンソーシアム』を設立 -農水省

 農水省は農林水産知的財産保護コンソーシアム(共同事業)を6月19日の総会で設立する。 中国や台湾で日本の地名や品種名が不正に使用され、商標出願・登録されている実態を懸念して、日本ブランドを守り発展させていくのが設立の目的。中国や台湾のスーパーなどに日本産品の模倣や産地偽装などが疑える日本風を装った商品が見られる現状がある。 設立にあたって農水省は5月12日、参加団体を募る説明会を開いた。今回の調査対象は農産物、水産物、お茶が中心となる。 コンソーシアムへの参加で▽スクリーニング調査(登録済み、出願中の同一商標の不正調査)とウォッチング調査(不正な出願を監視する調査)による商標監視、▽海外現...

 農水省は農林水産知的財産保護コンソーシアム(共同事業)を6月19日の総会で設立する。
 中国や台湾で日本の地名や品種名が不正に使用され、商標出願・登録されている実態を懸念して、日本ブランドを守り発展させていくのが設立の目的。中国や台湾のスーパーなどに日本産品の模倣や産地偽装などが疑える日本風を装った商品が見られる現状がある。
 設立にあたって農水省は5月12日、参加団体を募る説明会を開いた。今回の調査対象は農産物、水産物、お茶が中心となる。
 コンソーシアムへの参加でスクリーニング調査(登録済み、出願中の同一商標の不正調査)とウォッチング調査(不正な出願を監視する調査)による商標監視、海外現地調査の結果、弁護士や専門家を派遣しての地方相談会が受けられる、など。
 申し込みは農水省HPから。(http://www.maff.go.jp/j/kanbo/tizai/brand/b_conso/index.html)

(2009.05.14)