JA全国女性組織協議会は、5月14日に第59回通常総会を開き、平成21年度の活動計画を決め、新役員を選任した。
新会長には青森県女性協会長の佐藤あき子氏、副会長にはJA佐賀県女性協会長の藤木智恵子氏が就任した。
今年度の活動の主軸は、▽地産地消運動、▽「水道光熱費10%削減運動」の実施などによる地球温暖化問題への取り組み、▽「子育て広場」の設置や相談員の養成など子育て支援の強化、▽40歳までのフレッシュミズ層のメンバー加入の促進など。
年々メンバーの減少が目立つJA女性組織だが、JAは女性の力でより活発に機能するとの考えで、女性活動を盛り上げる取り組みが今年も盛り込まれている。
来年1月開催の第55回全国女性大会はフレッシュミズ大会と合同でおこなって規模拡大を図る。「農家のお母さんお弁当コンテスト」の決勝大会も実施する。また、ディズニーシーでの4000人規模の交流会も企画しており、世代を超えた女性たちの結集の場作りに力を入れていく方針。
本年は19年度から始まった「JA女性 かわろう かえようステップ2〜食と農を育む未来計画〜」をテーマにした新3か年計画の最終年となる。3年目の集大成となる活動を進め、来年度からの新たな3か年計画検討の年にしたいとする。
その他の新理事・監事は次のとおり。
【理事】
川崎央子(JA栃木女性会)
浦久美子(JA石川県女性協)
壷井和子(JAならけん女性部)
田中クゲヨ(山口県JA女性協)
大平恵美(青森県JA女性協フレッシュミズ部会)
池田陽子(JA宮崎県女性協フレッシュミズ)
【監事】
安西好子(JA千葉女性部協議会)
飯塚敏子(静岡県農業協同組合女性協)
宮脇真弓(JA高知女性協)
※川崎央子氏の「崎」の字は、正式には旧字体です。