発足披露パーティーには全農をはじめ農薬業界、流通業界などから多数が来場した。
　金井健彦社長は「今年は新規原体２剤、新規薬剤13体を上市の予定で、新規原体８剤を開発中だ。統合で社名から三共の名は消えたが、その歴史と信頼関係は引き継いでいける。より安全性が高く、環境負荷が少なく、世界に通用するサービスを提供していきたい」と抱負を述べた。
　来賓ではＪＡ全農の加藤一郎専務が「今はコアビジネスに特化する風潮だが、農業はノンコア。これからの時代はノンコアの逆襲だろう。ともに手を携え地方活性化、日本農業の復権を実行しよう」とエールを送り、全農薬の松木三男理事長は「現在の商系流通が安定しているのは三共アグロのおかげ。今後も流通業界育成の指導をお願いしたい。農業の明るさを拡大していこう」と祝辞を述べた。
　また農薬工業会の大内脩吉会長や小田島商事の泉澤兵三社長など、業界の代表者が祝辞を送った。

（写真：（左から）金井健彦社長、ＪＡ全農　加藤一郎専務、全農薬　松木三男理事長、農薬工業会　大内脩吉会長、小田島商事　泉澤兵三社長）