農政・農協ニュース

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「2009NEW 環境展」559社が出展

 環境問題の解決と持続可能な循環型社会の構築に向け5月26日?29日の4日間、東京ビッグサイト東展示ホールで<守ろう地球 創ろう共生社会>をテーマに「2009NEW環境展」が開催された。

 この展示会は環境省、経産省、国交省、農水省、文科省、東京都など9団体の後援を得て開催されたもので、559社が最新の環境技術やサービスを展示・紹介した。
 クボタの計量システム部は、デジタルロードセル式の「トラックスケール」をパネルと模型で紹介した。
 この方式は、従来のアナログ信号ではなく、重量値そのものをデジタル出力するもの。トラックの総重量、空車重量、積載物正味重量などが計量伝票に迅速に記入される。
 静岡製機は気化熱の冷却効果を利用した「気化式冷風機」を出展した。CO2削減商品であり、優しい冷風が必要な野菜集出荷施設やスポーツ施設などでの活用が期待できる。
 サタケは、新潟のイネ原料バイオエタノール製造プラントに採用された、「バイオマスガス化発電システム」のパネル展示や、再生産可能な木質資源である剪定枝や木くずなどを加工し、木質ペレットにしたものを燃料として、ビニールハウスなどに温風を送る「ハウス暖房機」などを出展・紹介した。
 アジア最大規模で開催された「2009NEW環境展」は、各ブースとも終日来場者で賑わったが、環境展事務局によると、環境に対する社会的な問題意識の高まりを受け、会期中17万名余が来場したという。サタケの「木質ペレットハウス暖房機」

 

(2009.06.02)