初日は市長がくす玉を割り、JAの林正照組合長ら組織代表者らがテープカットした。 第1次産業を中心にした地場産業の振興と雇用拡大などに向けて農産・水産物売場、観光客などへのサービス施設、歴史文化伝承施設、郷土料理レストラン、多目的広場などがある。
JAは農産物売場に加えて手づくり米粉パンの店「パン工房みなみ」も出店した。地元産のコメ80%以上を使い、さらに味にもこだわった。
また値段でもオープン2日間は食パンを平常の半額の200円、その他のパンは全品100円とし、開店1時間半で完売するという話題もつくった。
施設は宇和島港に面し、敷地は約1万3000平方m、建築床面積は約2800平方m。市の単独事業で建設し、総事業費は約8億円。
運営には新規に設立した株式会社が当たりJAも出資した。
JAはもともと近くに農産物直売所を開いていたが、新施設建設で移転した。