農政・農協ニュース

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「農の雇用事業」募集始める 全国農業会議所

農業法人などが就農希望者を雇用し、技術や経営の研修を実施する場合に、研修費用と就業者に支払う住居手当などの一部を、雇用者に助成する『農』の雇用事業を農水省が開始した。

 農業法人などへの就職を促進し、農業の担い手確保を図るもので事業主体となる全国農業会議所が6月8日から同月26日まで助成対象を募集している。
 平成21年度補正予算に基づいて実施しており、対象は農業者、認定農業者、農業法人、営農集団、集落営農組織など。補助金額は研修生1人当たり上限月9万7000円、最長月12カ月。
 助成を受けるに当たっては就農希望者と賃金に関する取り決めをして、保険(雇用・労災)に加入することなどの条件が必要。22年3月までに開始した研修が対象となる。
 問い合わせは全国農業会議所全国新規就業相談センター03(6910)1126

(2009.06.10)