「臭化メチルくん蒸」による害虫駆除方法を排除した米国産サクランボの輸入を受け入れた今回の検疫基準改正で、大害虫「コドリンガ」侵入の恐れや、国内一のサクランボ生産量を誇る山形への経済的影響が懸念されている。要請は今回で2回目。
農水相訪問後、遠藤会長は「山形はサクランボで生活しているという心情を伝えられた。生活がかかっている我々の気持ちを汲んでくれたことに厚く御礼申し上げる。なんらかの成果があることを期待している」と話した。
また、「『サクランボにとって大事なスタートの時期に迷惑をかけないようアメリカとの交渉を含めてしっかりと対応したい』、という大臣の言葉に期待する」と、要請の手ごたえを述べた。
【写真(左):要請書を石破農水相に手渡す遠藤芳雄会長】