「菜の花プロジェクト」と名づけられ、休耕地などで菜の花を栽培し、採れた菜種から搾油した菜種油を販売している。荒地の景観をよみがえらせるだけでなく、学校給食などに菜種油を販売し、使用した廃油を回収してエネルギーに利用するといった食とエネルギーの地産地消を実践している。
同プロジェクトは初年度、女性部が主体となって未使用だった土地4.35haに菜の花の作付をしたのがはじまり。翌年には県の支援事業も加わって作付面積は10倍の14haになり耕作地解消に貢献している。
菜種の一番搾りだけを使った「たむらの菜種油」の売行きは好評で20年度産は完売した。21年度産は8月から販売する予定だ。
(写真左上:見事な景観の菜の花畑・右上:作付けの準備・右下:大好評のオリジナル商品「たむらの菜種油」)