JA共済連では、昨年6月に施行された改正道路交通法で明確化された「自転車が歩道を走行する際のルール」などの最新の交通ルールを盛り込み、携帯電話でメールしながら自転車を運転士事故に遭う女子学生や不注意から加害者になり高額な損害賠償を命じられる未成年者の事例をドラマ仕立てで紹介するなど、自転車の安全運転に対する意識を高める「自転車交通安全教育DVD」を制作し、約1万6100校の中学・高校に配布した。
交通安全教育に熱心に取り組んでいる神奈川県立秦野高校(南敏章校長)の中川敏春教諭が、ロングホームルームを活用して、このDVDを用いた自転車交通安全教室をに開催することにした。
具体的な内容は、6月22日に1年生の1学級(生徒数40名)のロングホームルームでDVDの視聴後、グループ形式による討議・発表などにより、被害者と加害者双方の立場から自転車事故を検証する。JA共済連では、さらに多くの中・高校でこうした取り組みが広がって欲しいと希望している。