農政・農協ニュース

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全国から344品が出品 第42回全農乾椎茸品評会

JA全農椎茸事業部は6月5日、第42回全農乾椎茸品評会を開いた。

全国20県344品が並んだ 品評会は全国の乾シイタケ生産者の技術と生産意欲の向上をねらい、毎年行われている。今年は全国20県から合計344品が出品され、日本産原木乾シイタケの高度な栽培技術の成果を競った。
 団体優勝はJA全農いわて、団体準優勝はJA静岡経済連とJA全農えひめ。原木乾椎茸づくり名人には、昭和63年の農林水産祭で内閣総理大臣賞も受賞したJA伊豆の国の石井猛さん(64)と、今年の春の叙勲で黄綬褒章を受章したJA新いわての芳賀計市さん(65)の2人を認定した。
 品評会では▽農協種菌の植菌を増やし日本産原木乾シイタケの生産を拡大▽栽培履歴記帳の確実な実践▽里山の保全育成で地球温暖化防止に貢献▽守ろう原木栽培、競おう栽培技術、伝えよう日本の伝統食、と4つのスローガンを掲げ、生産者と実需者との情報交換なども行った。

大賞の授賞式全6部門の大賞受賞者は次の通り。
【こうしん大葉厚肉の部】
芳賀榮三、のり子(JA新いわて)
【こうしん大葉中肉の部】
石井猛、政子(JA伊豆の国)
【こうしん中葉厚肉の部】
芳賀計市、あつ子(JA新いわて)
【こうしん中葉中肉の部】
桑名輝美(JA茨城みどり)
【花どんこの部】
小原和也、貞子(JAいわて花巻)
【上どんこの部】
山嵜保、佳代(JA松阪)
(敬称略)


(写真)
上:全国20県344品が並んだ。
下:大賞の授賞式。

(2009.06.18)