林野庁から08年度の森林資源活用型ニュービジネス創造対策事業を受託し、東京大学など3大学と共同で今後11年まで技術実証と施設改良を行う。
4年後に木質バイオマス1t当たりバイオエタノール250Lの収率と、1L100円の生産コストを目指す。
バイオマス原料は食糧と競合しないスギ林の残材などを使う。
また木材中に含まれるリグニンを除去するために水酸化ナトリウム水溶液による「アルカリ蒸解法」を用い、得られたパルプ中の多糖類を糖化、発酵してバイオエタノールを製造するするために酵素と酵母による「同時糖化発酵法」を用いる。