同賞は地球環境問題の解決について、科学技術の面で著しい貢献をした個人や団体を表彰するもの。18回目となる今年は、28カ国から119人の受賞候補者が推薦され、東京大学名誉教授の宇沢弘文氏と、英国のニコラス・スターン卿の2氏が受賞した。日本人の受賞は、2人め。
宇沢氏は環境問題を経済学の視点から分析し、地球温暖化問題に対する理論として社会的共通資本の概念を提えた。また、水俣病問題や、成田問題などの平和的解決にも尽力したことも評価された。
旭硝子財団が主催する地球環境国際賞「ブループラネット賞」は6月18日、09年度(第18回)の受賞者を発表した。
同賞は地球環境問題の解決について、科学技術の面で著しい貢献をした個人や団体を表彰するもの。18回目となる今年は、28カ国から119人の受賞候補者が推薦され、東京大学名誉教授の宇沢弘文氏と、英国のニコラス・スターン卿の2氏が受賞した。日本人の受賞は、2人め。
宇沢氏は環境問題を経済学の視点から分析し、地球温暖化問題に対する理論として社会的共通資本の概念を提えた。また、水俣病問題や、成田問題などの平和的解決にも尽力したことも評価された。
(2009.06.26)