サトウキビと甘しょは甘味資源の貴重な供給源。鹿児島と沖縄といった台風・干ばつ常襲地帯や離島での基幹作物であり、地域経済を支え食料安保と国土維持のうえでも重要な作物である。
一方、WTO交渉やEPA交渉などの結果によって国際化が進めば、サトウキビや甘しょの生産が打撃を受けるだけでなく、産地の地域経済にも大きな影響を与える。
こうしたことから集会では、今後の品目別の経営安定政策の見直しでは、サトウキビや甘しょの位置づけを一層強固にしたうえで、将来にわたって安心して生産に取り組める政策を確立するよう求める。
午後2時30分から。東京・永田町の全国町村会館第1会議室。主催は両県中央会のほか、鹿児島県農協さとうきび対策本部、鹿児島県農協甘しょ・でん粉対策本部、鹿児島県農民政治連盟、沖縄県さとうきび対策本部、沖縄県農業政治連盟。