農政・農協ニュース

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次世代を担うフレッシュミズ活動の活性化をめざして  フレミズ代表者会議

 JA女性組織の若い層からなる「フレッシュミズ」の活動をより活発にしていこうと活動内容や課題の共有を行う全国代表者会議が7月1日、東京・大手町のJAビルで開かれた。

開会のあいさつをしたJA全国女性協議会の佐藤あき子会長 開催のあいさつでJA全国女性協議会の佐藤あき子会長は「これからの女性部はみなさんにかかっている。女性部を引っ張っていってほしい。集まっている皆さんの力を発揮して前向きに進んでいってほしいです」とフレッシュミズに対する期待を話した。
 会議ではJA福井県フレッシュミズ部会の後藤麻理子会長は活動報告をした。
 現在福井県にある14JAのうち5JAにフレッシュミズ組織がある。会長はJA花咲ふくいフレッシュミズの会「きらら」で結成当初から委員長を務めている。
 会長は「うちのフレッシュミズに幽霊部員はいない」と話し、好きなことができる、参加したいものに参加すればいい、というスタンスで仲間の輪を広げている。親子で楽しめるものとメンバー自らが楽しめるもの、の2つを考えた活動をしている。
 会長がフレッシュミズに入ったきっかけは、福井県で盛んな「ユニホック」というスポーツ大会に参加したことだった。「ユニホック」に参加するにはフレッシュミズの加入が必要。ユニホックがしたくて入る仲間もいるといい、ユニホックを通じた輪も広がっている。
 
◆センスを取り入れた活動の工夫

JA福井県フレッシュミズ部会 後藤麻理子会長 会長が加入するフレッシュミズ「きらら」では、仲間作りに工夫している点があった。
 会長は「ネーミング」が大好きで、イベント内容に留まらないこだわりをもっている。例えば親子1日バスツアーには「ミステリーツアー」と興味を惹くような名前をつけた。このアイデアのおかげで早く定員が集まったという。
 他にもフレッシュミズのパンフレットを作って、楽しい活動内容をわかりやすくアピールする工夫にしたり、幼稚園や保育園で募集の宣伝をするなど口コミからの仲間作りにも力を入れている。
 「家族はタテのつながりだけどフレッシュミズはヨコのつながり。お姑さんに聞きにくいことでも女性部の先輩になら聞きやすい」「これからも一人一人が輪を増やして、少しずつ活動の輪を広げていきたい」と話した。
 
(写真)
上:開会のあいさつをしたJA全国女性協議会の佐藤あき子会長
下:JA福井県フレッシュミズ部会 後藤麻理子会長

(2009.07.03)