農政・農協ニュース

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ホクレンなど野菜産地と実需者が交流

 (独)農畜産業振興機構と農水省が毎年数回開催している「加工・業務用野菜産地と実需者との交流会〜ニッポンの食を担う国産野菜〜」の21年度第1回の交流会が、7月2日東京都立産業貿易センターで開催された。

産地と実需者の商談、情報交換の場 国内野菜産地と実需者の商談、情報交換の場としてこの催しは毎年、東京や大阪などで開催されている。21年度第1回には、JAグループからはホクレン、JA全農あきた・茨城県本部・長野県本部、宮崎経済連、鹿児島経済連、JA遠州中央、JAとぴあ浜松、JAにじ、JAあしきた、JAさがの12組織が出展した。
 そのほか生産法人が24、種苗会社が16、行政や流通業者などが6の合計58団体が出展していた。出展者として種苗会社が多いのがこの交流会の特徴だといえるのではないだろうか。
 来場者は卸会社など流通関係者、加工メーカー、中食・外食業者などで、東京開催の場合は毎回600人強が来場しているという。
 当然、即契約とはならないが今年1月に開催された交流会のその後を主催者が調査した結果、交渉中が71件、契約成立が7件あったという。情報交換が主となるがそのなかから商談に発展するケースも間違いなくあるということだ。
 今後は、10月8日に大阪、11月17日に東京、来年1月29日に名古屋での開催を予定している。

(2009.07.06)