環境保全や歴史的観点からも里山や棚田の保存や活用への関心が高まっている。研究者、農業者、一般市民、行政などさまざまな分野の人々が集まる棚田学会は7月18日13時から、発足10周年を記念して「里山と棚田を守る-歴史・論理・実践-」を開く。
場所は東京・日本橋の三越劇場。参加費は1000円(会員は無料)。
13時からは石井進記念棚田学会賞の授賞式。
シンポジウムは14時30分から。
シンポジウムの研究発表は▽里山・棚田の歴史と利用(水野章二・滋賀県立大学教授)▽棚田という風土について(内山節・哲学者)▽自然学校によって里山・棚田を守る(広瀬敏通・ホールアース自然学校校長、日本エコツーリズムセンター代表理事)、の3人。発表後には早稲田大学文学学術院教授の海老澤衷教授をコーディネーターにパネルディスカッションも行う。
詳細は棚田学会ホームページまで。