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JA紀州中央などに感謝状  ヒートポンプ・蓄熱センター

 経済産業省所管のヒートポンプ・蓄熱センター(中央区・小宮山宏理事長)はメイン行事である「蓄熱のつどい」を7月16日に開き、地球温暖化防止を助けるヒートポンプと蓄熱システム(※注)の普及に貢献した企業・団体に感謝状を贈呈した。

ヒートポンプ・蓄熱センター 小宮山 宏理事長 今年12回めとなる贈呈式には官界や産業界などから約2000人が参加した。
 今回感謝状が贈られたのは102の企業・団体で、農業関連では以下の3者。地中熱ヒートポンプで胡蝶蘭栽培をしている赤平オーキッド大規模ヒートポンプ空調の導入で省エネ・低炭素化に貢献している深花園施設園芸ハウスにヒートポンプを使用し省CO2に貢献をしたJA紀州中央。
 ハウス栽培での温度調整にはボイラーの使用が一般的だが、経済的で高い省エネ、CO2削減効果があることから最近ではヒートポンプへの転換が注目されている。

表彰される赤平オーキッドの長太一美社長(※注) 
■ヒートポンプとは
空気熱をくみ上げて移動させ、給湯・冷暖房に使用する。
■蓄熱システムとは
夜間の電力を水や氷、お湯にして蓄えておき、その熱エネルギーを昼間に利用して昼間の消費電力を減らすシステム。

 

(写真)
上:ヒートポンプ・蓄熱センター 小宮山 宏理事長
下:表彰されるる赤平オーキッドの長太一美社長

 

(2009.07.21)