農政・農協ニュース

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各産地で豊作傾向 価格は低調  夏野菜の需給状況

 7月21日に野菜需給協議会幹事会があり、夏野菜の生産・需要状況と消費拡大運動の強化推進を確認した。

 夏野菜の卸売価格は各産地とも豊作傾向で生産過剰となり、全体的に例年の平均価格を下回っている。
 ハクサイ、キャベツ、レタス、ダイコンは7月以降、平均価格より10〜20円以上安く、特に価格低迷が深刻なハクサイについては、JA全農長野が7月21日からの需給調整を決めた。
 今後も葉菜類を中心に豊作が見込まれ、価格の回復は厳しい状況だ。幹事会では、夏野菜のおいしい食べ方や優れた機能のPRなどを強化し、消費拡大を呼びかけていくことで一致した。

(2009.07.23)