農政・農協ニュース

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農地の冠水など、広がる 中国地方の大雨被害

 7月22日午前8時現在の気象庁まとめでは九州北部や中国、四国地方で局地的な豪雨があり、山口県では21日午前8時までに1時間で80ミリを超える猛烈な雨が観測された。死者、行方不明者も出ており、また、農作物への被害も懸念されている。

 19日0時から22日8時までの雨量は山口県防府市で332ミリ、山口市で294ミリなど地域によっては300ミリを超える大雨となった。 防府市、山口市には災害救助法が適用されている。人的被害は23日午後2時現在で死者8人、行方不明者9人、負傷者3人となった。
 23日午後5時時点の農業被害の状況は、水稲、大豆、果樹への冠水が島根県、山口県、岡山県で777ha。土砂流入が304か所。そのほか、農地の損壊が212か所(広島県・岡山県含む)、農業用施設の損壊が235か所となっている。被害については引き続き調査している。
 

(2009.07.24)