具体的には、大豆や小麦など日常的によく食べられているが自給率が低い5ジャンル約1770品の商品を対象にし、減らせたCO2量をポコ(100gのCO2を1ポコで表す)でカウントし、新設するホームページで報告するというもの。
対象となる5ジャンルは、
(1)主食(米、パン、麺、もち、小麦粉など)
(2)大豆製品
(3)畜産物
(4)食用油
(5)冷凍商品
小麦の自給率は14%、大豆は24%、畜産物は飼料の輸入分まで計算すると16%、油脂類は3%とかなり自給率が低い。
4団体による取り組みは「環境」をキーワードにしているが「主目的は自給率の向上」だという。
4団体が新設するホームページのアドレスは
http://www.food-mileage-project.com
で、4団体の会員180世帯が国産品を選んだことで減らすことができたCO2量を報告すると同時に、会員以外にも知ってもらえるよう親子で遊べる仕組みを導入する予定だという。