JA全農は原油価格高騰にともなう生産コスト上昇への支援策として20年度に「施設園芸 省エネルギー対策の手引き」を作成し生産者・JAに普及してきた。
これにともない各地の優良事例を募集するコンクールも実施したもの。最優秀賞に選ばれたのは栃木県でトマト栽培をするサンファーム・オオヤマ(有)の「ヒートポンプ導入による省エネと栽培環境の改善」。大山寛代表取締役が講演する。
また、優秀賞には栃木県でトマト栽培をする増渕正男氏の「屋根散水による施設トマトの重油削減対策」と高知県でゆり栽培をする土佐省エネ組合の「ヒートポンプ利用によるハイブリッド運転での燃料油の削減」が選ばれた。
表彰式と講演は8月24日(月)午後2時30分?5時30分。場所は東京・大手町のJAビル32階(3202・3203会議室)。
「施設園芸用ヒートポンプ・木質ペレット焚き温風暖房機現地実証試験報告」と「平成21年度施設園芸 省エネルギー対策の進め方」も報告される。