(図)普通米・無洗米のライフサイクルを示した図
調査は普通米と無洗米のライフサイクル(商品化から利用までのサイクル)に必要な電力をCO2に換算して行った。
普通米に必要なのはとぎ洗い時の上水供給ととぎ汁の下水処理に必要な電力、熱量、薬品量で、無洗米には無洗米加工に必要な電力、熱量だ。
調査の結果、米1KgあたりのCO2排出量は普通米の0.078Kgと比べて認証無洗米は0.016Kgと約5分の1となった。また、この結果をご飯茶碗1杯(米75g)の消費量に換算すると4.6gの削減になり、1年間(58.6Kg)では1人あたり3.63Kgの削減につながることがわかった。
同協会では今秋から認証無洗米の米袋に環境保全効果をPRするラベル貼付・印刷をしCO2削減に貢献していきたいとしている。
詳しくは同協会ホームページで。
(写真)環境保全効果を知らせるラベル