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NT-702の予定適応症を一部変更  大正製薬・日産化学

 大正製薬と日産化学工業はこのほど、共同開発中の医薬品「NT-702」に関して、腰部脊柱管狭窄症に伴う間歇性跛行を予定適応症とする開発は中止することを決定した。

 NT-702は、ホスフォジエステラーゼ?阻害作用を主な作用とする薬剤。
 両社は、腰部脊柱管狭窄症に伴う間歇性跛行を予定適応症とした第2相臨床試験を国内で実施してきたが、臨床試験成績およびこれまでに得られた知見を総合的に検討した結果、この適応を目的とした開発を中止することにした。
 なお、同薬については、閉塞性動脈硬化症に伴う間歇性跛行および気管支喘息を予定適応症として第2相臨床試験段階にあり、今後はこれら適応症での開発に注力していく。

(2009.09.02)