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農地被害は101億円 8月8日発生の豪雨被害に政令案を交付  農水省

 農水省は8月8日から8月11日までに発生した豪雨と暴風雨被害を「激甚災害」に指定し、適用措置を定める政令案を交付すると9月10日、発表した。

 台風9号となった低気圧の影響で、西日本から関東の広い範囲での大雨による農地や農業用施設などの被害は101億円で、災害復旧事業費の推計は50億円を見込む。府県別での被害報告額でもっとも多かったのが兵庫県で55億円、次いで岡山県の16億円となっている。
 政令案で農地などの災害復旧の国庫補助のかさ上げ小災害債の元利償還金を基準財政需要額へ算入することを適用措置として指定される。災害復旧事業費などが一定基準を超える際、「激甚災害」に指定し国庫の特別財政補助を実施するという制度によるものだ。
 政令案の交付は9月15日を予定している。
 詳しくはホームページで。

(2009.09.14)